わきが治療後に残るにおいの対処法

わきが治療後にしばらくにおいが残ることがある

わきが治療法にもよりますが、治療をおこなってから数日はにおいが残ることがあります。
これは、汗腺組織にたんぱく質や脂質がわずかに残っているためで、老廃物が排出されればにおいも軽減されるでしょう。
ただし、治療がうまくおこなわれず、アポクリン腺の除去率があまり多くなかった場合、完全ににおいが消えることはありません。
とはいえ、どの治療法においてもアポクリン腺を完全に除去するのは難しいとされており、皮膚を切開する剪除法での除去率はだいたい8割~9割、マイクロウェーブを照射するミラドライでは7割~8割程度とされています。
しかし、その割合までアポクリン腺が除去されていれば、治療前よりも格段ににおいが軽減され、ほぼ目立たない状態になります。
そのため、少しにおいが残っているくらいではあまり気にする必要はないでしょう。

わきがの再発について

ただし、わきがについてはまれに再発する可能性があります。
アポクリン腺をはじめとした汗腺を除去しても、その1割程度は再生することもよく見られるケースです。
とはいえ、除去したアポクリン腺が100%再生するとは考えにくいため、やはり治療前と比べれば気にならない程度のにおいといえます。
それでも気になるという場合、必要以上に意識しすぎかもしれません。
これまでわきがに悩んでいた人は特に、自己臭症と呼ばれる心理的な影響が出る可能性も高いです。
自己臭症は、においがきつくないのに強いにおいがしているのではないかと思い悩んでしまう神経症の一種です。
実際には周囲が気にならない程度であることも多いため、どうしても気になるならクリニックで再度診断を受けるといいでしょう。
また、周囲の人ににおいが気にならないことを確認するのも有効です。

わきが治療後のケア方法

前述のように、わきが治療の後にも100%においが消えるわけではなく、通常の体臭程度には残りますが、それも一般的には気にならない程度です。
しかし、適切なケアをすることでにおいはより抑えられるでしょう。
たとえば、制汗剤を使うときにはパウダーやローションよりもクリームを使えば、制汗成分が肌にとどまりやすくなり、においの軽減効果が持続しやすいといわれています。
ただし、制汗剤を使用するのは治療後のダウンタイムを過ぎ、患部の状態が安定してからにしてください。
その他、食生活でたんぱく質や脂質が多い食べ物を摂りすぎるのも避けましょう。
たんぱく質や脂質はわきがのにおいの原因になるため、摂取を控えめにすることである程度においが抑えられるかもしれません。