わきが治療の方法はどうやって選ぶ?

わきが治療において何を重視するか

わきが治療の方法には、それぞれにメリットやデメリットがあります。
自分にとって、メリットとデメリットのどちらが上回っているか、またメリットと自分の希望が合っているかといった点が選ぶ際のポイントになるでしょう。
わきが治療で自分が重視したい点がその治療法のメリットと合致していれば、それが自分に合った治療法であり、どの方法がいいかという疑問を解決する糸口になります。

ほぼ確実に根治させたい人

重度のわきがで、とにかく匂いを根絶させたいと考えている人には、剪除法(皮膚を切開してアポクリン腺を切り取る方法)が最も適しています。
皮膚を裏返して医師が目視でアポクリン腺を取り除くため、その効果はほぼ確実なのです。
また、汗腺の取り残しも考えにくいことから、再発もほぼないとされています。
ただし、数cmとはいえ皮膚に傷が残る他、1週間程度は傷の圧迫固定を行い、2週間くらいは運動に制限がつけいてしまいます。

体や生活に負担をかけたくない人

体に残る傷を少しでも小さくしたいという人は、数mmしか皮膚を切らないクワドラカット法や超音波法がよいでしょう。
これらは汗腺の目視はできませんが、汗腺の除去率は比較的高いとされています。
そのため、再発も比較的少ないといわれているのです。
しかし、やはり多少の汗腺の取り残しは発生しやすく、ダウンタイムも剪除法と同じくらいの期間を要することがデメリットです。

また、傷を全く残したくない、少しでも早く日常生活に戻りたいという人には、皮膚を切らずに外側からアプローチして汗腺を破壊するするわきが治療法がおすすめです。
その種類には、マイクロ波を照射するミラドライやRF(高周波)を利用したビューホット、高密度焦点式超音波(HIFU)を用いるウルセラドライなどがあります。
これらの方法ではダウンタイムもほぼなく、腫れや痛みなども少ないことから翌日には普段通りの生活に戻れることがメリットです。

しかし、汗腺の破壊能力は必ずしも確実なものではなく、再発するケースも見られるため、中度~軽度のわきがの人に向いています。
ちなみに、切らないわきが治療法としてレーザーで汗腺を破壊する方法もありますが、他の切らない治療と違って6~8回にわたり施術を受けないと終了しないというデメリットがあります。

とにかく手軽で安く済ませたい人

大掛かりなげか手術や機械での施術が面倒で、とにかく手軽に安く匂いを抑えたいということであれば、ボトックス注射がいいかもしれません。
患部に注射をするだけですから、もちろん痛みも傷もありませんし、上記に挙げた治療法のお10分の1程度の費用で済むこともあります。
ボトックス注射のデメリットは、劇的な効果が得られるわけではない点、数ヵ月程度のスパンで再施術を受け続けなければならない点です。
これらのメリット・デメリットをよく理解した上でわきが治療法を選びましょう。