わきが手術後の状態と術後治癒期間について

わきが手術後の状態は方法によってそれぞれ

わきが治療の手術は、大きく分けて皮膚を切開するものと、皮膚の上から電磁波などを照射する方法があります。
この2つでは、皮膚に残る傷に大きな差があるでしょう。
皮膚を切開する方法で一般的な剪除法では、5cm程度の傷が2ヵ所残ります。
また、カニューレを挿入するクワドラカット法の場合、残る傷は数mmくらいとなります。
剪除法は、わきのしわに沿って切開するのが一般的であるため、明らかに目立つ傷にはなりにくいです。
またクワドラカット法は切開自体がわずかで済むことから、傷は目立ちにくいでしょう。
そしてこれらの方法では、術後の傷以外に内出血や腫れが見られることがあります。
一方、電磁波を照射するミラドライ法や特殊な超音波を照射するウルセラドライ法では、皮膚を切開しないため傷は残りません。
ただし、熱でアポクリン腺を破壊するため、施術直後は照射跡が出ますが、翌日には引いてきます。
その代わり、翌日以降に腫れが出てきますが、皮膚の切開跡ほどのダメージはないと考えていいでしょう。

術後の治癒期間について

わきが治療後の治癒期間については、やはり皮膚を切開した場合としない場合で変わってきます。
剪除法の場合、術後に傷跡をガーゼで圧迫して安定させるまでに1週間~10日ほどかかります。
そして、抜糸後から傷跡や腫れなどが落ち着くには1ヵ月~2ヵ月近くかかると考えたほうがいいでしょう。
その後にも皮膚のひきつれた感じなどが残ることがありますが、半年くらいで改善します。
クワドラカット法の場合、傷跡自体は小さいことからガーゼでの圧迫は数日間で済み、1週間前後経てば抜糸がおこなえるでしょう。
また、傷跡や腫れも1ヵ月弱くらいで落ち着き、ハードな運動もできるようになります。
では、皮膚に傷が残らないミラドライ法やウルセラドライ法ではどうかというと、まずガーゼでの圧迫が必要なく施術翌日から日常生活も問題なくおこなえます。
前の章で説明した腫れについては、1週間程度で引いてきます。
その後、患部の皮膚が固くなることがありますが、医師の指示に従ってマッサージをおこなうなどの方法によって1ヵ月近くで改善されます。

術後のダウンタイムには安静が大事

ここまで紹介したわきが治療手術では、ダウンタイムの大小はあるもののいずれも皮膚組織に影響を与える治療方法であることは確かです。
そのため、医師の指示を守ってダウンタイムにはできるだけ患部を安静にさせることが大切です。
たとえば、術後すぐに激しい運動は避けること、血行を促進させるアルコール摂取を控えることなどは重要なポイントになるでしょう。